高齢者の免許返納に思う 年齢でライフスタイルを変えるという事

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また痛ましい事故が起こってしまいましたね。
今回の事故が高齢者だから起こった事とは今の段階では言えませんが
こういった事故が起こるとやはり「高齢者」という所に焦点が当たってしまうもの。
ネットでも高齢者の運転、免許返納の持ちきりです。
私個人の考えとしては、免許に年齢制限を設けるのが良いのでは?と思います。
下限だけじゃなく上限、例えば〇歳までと提示されてて
それを了承したうえで免許を取得するというのが理想かな?と・・・
ただこれでは、これから免許を取得する人に適用となるので
今現在、高齢で運転されている方に適用するのは難しいですよね。


 

我が家の免許返納

 

我が家も父が車を運転していたのですが60代半ばに
車を処分し運転を止めました。
その前から高齢者の事故、免許返納の事は言われていて
母も私も高齢になったら運転を止めて欲しかったので
普段の会話の中でも高齢になったら免許を返納するのが賢明だ的な事を
話題に出し父を洗脳するかのようにそれが当たり前であるかのように誘導しました。
あくまで免許返納の判断は自分でしたと父が思うようにです!!

父くらいの年齢の方って車を持つ、車を運転するって大人の男としてとか
プライドがあると思うんです、またずっと運転してきたから自分は平気だと・・・
そういう方だと家族が免許を返納して欲しくても本人に了承させるのは大変ですよね。
私の知り合いでも免許返納で揉めた、返納させられなかった
返納したあとに家に籠ってしまい偏屈さが出てしまったとか
色々なパターンを聞いてますので我が家は、本人が自ら返納してくれて良かったです。

免許返納の話になると地方に住む、車がないと買い物にも病院にも行けないという
地域の人たちに話にもなりますよね。
我が家は、前に住んでいた場所は横浜だったので車がないと生活できないという
地域ではないかったものの横浜は坂が多くバス停までは坂を10分という住宅街。
父と母も加齢により体力も落ち重い物も持てず今まで車で買い物に行っていたので
これから先ずっとこんな感じで生活していくのはしんどいと。
それに夏の猛暑、酷暑となると夏の買い物は過酷な事になります・・・
そんな状況もあり我が家は、それまで住んでいた家を売却し
駅まで平坦でスーパーや病院が近く便利なマンションへと移り住む事に!!
正直、前に住んでいた家は庭もそれなりにあり周りの家とも離れていて
ガーデニングをしたりバーベキューをしたりが可能な家だったので
家を売却した後には、しばらくモヤモヤ感が消化できずにいましたが
高齢になった両親と暮らすなか具合が悪くなる事も多くなり
住み替えてよかったと思えるようになりました。

また住み替えるタイミングも5年、10年遅かったら両親が更に高齢になり
引っ越し作業も新しい地に馴染むのにも大変だったと思うので良かったと。
日本人は、一度根をおろしたら死ぬまでそこでみたいな所がありますが
今の時代、年齢によりライフスタイルを変えていく事が必要だと思います。
運転免許ひとつにしても、70歳まで運転しよう・運転をやめようと思ったら
それだけでなく車がなくなった後の生活まで考えておかないとダメだと思います。
最初に書きましたが免許に年齢上限があれば〇歳までしか運転できないという上で
人生設計をする事、考える事、備える事ができると思います。

免許を返納を期に引っ越しライフスタイルを変えた我が家としては
以前住んでいた場所に愛着はあるものの便利で住みやすい場所に
引っ越して正解でした。
中には生活を変えて馴染めずにという人もいるかもしれませんが
ライフステージにより生活環境を変えるのが当たり前という風になると
気持ちの上でも楽になれるんじゃないかと思います。
まだまだ両親は、そんな年齢ではないという方も今回の事を他人事にせず
普段の会話の中で軽くでも良いので免許返納の事、それからの生活の事など
話してみてはいかがでしょうか?