「自分を好きになりたい。 自己肯定感を上げるためにやってみたこと」読んでみた!!

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わたなべ ぽんさんの
「自分を好きになりたい。 自己肯定感を上げるためにやってみたこと」
読んでみました!!





こちら何かの雑誌かネットで話題みたいな感じでタイトルを目にしていて
気になっていたものです!!
今回、手にして本を開いて始めて知ったのですが
漫画でエッセイみたいな感じになってます。
ソフトタッチというのかな?軽い感じのイラストで
ページ数もいっぱいという感じではないので
開いた瞬間に10分もあれば終わっちゃいそうだなぁ~と思い読み始めたのですが
ページをめくる度に目から涙が・・・
あぁ、その気持ちわかると思いながら読みました。


 


著者のぽんさんが子供の頃の自分と自己対話して
克服しようとする過程などが描かれているのですが
途中で触れられる罪悪感だったり、相反する気持ちだったりが分かりすぎる程で・・・
涙が出てくるし心が痛いしで。
読んでる途中、私は”ぽんさん程までの事はされていない”し
世の中私よりも辛い思いしている人がいっぱいいる
私なんて全然でこれくらいで辛いなんて思っちゃダメかもなんて感じたのですが
それについても触れられていて辛かった事まで人と比べないで良いと・・・

テーマとしては重い物ですが漫画だしイラストのタッチだったりで
取り掛かりやすいと思います。
大なり小なり誰しもが育つ過程であると思うんです傷みたいなもの
それが生きる事の支障になる人もいれば引っかかり程度で済んでいる人
健全な家庭で育って、そういうのが全く無縁という人もいるかもですが
そういう人でも世の中には、苦しんでる人達がいるんだって知るのは大切な事だし
今、子育てしている人も自分の言動が子供を苦しめる事があるという知った方が良いし
自分は、全然そういうのないから関係ないし~という人も
ぽんさんにとっての先生だったりパートナーみたい
プラスの存在になれる事があると思うんです。
他人の苦しみって見えないけどその人の素敵だなって部分を心で思ってるだけでなく
言葉にして伝えてあげる事でその人が救われる事もあるかもと・・・
自分の問題にも向き合いたいと思うと同時に
他人を否定する事なく肯定していかないとと思いました!!





自己肯定感


最近、耳にする事の多い「自己肯定感」ですが
その言葉を耳にするまでは自分を自分でダメだと思う事は
私にとっては普通な事でそれが「自己肯定感」から来ているなんて事も意識もせずに
過ごしていたのですが自己肯定感系の本を読んでみてはじめて
あぁ、そういえば私は親からこう言われて育てられたとか
子供の頃は、惨めな気持ちでいる事が多かったなぁ~と思ったり
ここから来ていたのか~と分かったものの
分かったからと言って克服できる物ではなく今に至るって感じです。
子供の時って親は絶対的な存在で指針みたいな感じですが
親も人間だし完璧じゃないんですよね・・・
大人になり関係性を自分でコントロールできるようにもなりましたが
それでも子供の頃からの積もり積もった傷というものは存在して
生きづらさを感じています。

あと数年で寿命がというのならば、もうこのままでもとも思いますが
最近になって急に人生100年なんて言われはじめ
もし100年生きちゃう事があるとしたら(またはそれ近く)
自分はその折り返し地点にも達していないわけで
生き辛さを感じたまま、今までの倍以上生きないといけないなんて恐ろしすぎて・・・
リカバリできるうちに足掻いてみようかなぁと思います!!


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